この記事では、途中で屁が出ますので、苦手な方は注意してください。
◆
表題の件です。
口が悪い人の中でも「言ってることめちゃくちゃなのになんか憎めない人」と「ただただ不快で見苦しい人」って、なんか、あるんです。私の場合。
結構ながいこと、「いったいどこが違うと、その２つに分かれるんだろう」と考えていたんですよ。
そもそもの好き嫌いで決まってしまうのか？ でももともと好きだった人でもいやな発言が続くとだんだん幻滅することもあるし…… と。
で、思ったんですけど、私の場合は
「自分の中に芽生えた薄汚い感情を直視できずに、周りのせいにする人」
を、見苦しいと感じるんだなと思いました。
その理由というか、考えの経過を書きます。
私は曲がりなりにも創作をする人間なので、「自分に対して嘘偽りがあってはならない」という思いがあります。
実際に自分をモロ出し（自己を作品に反映）するかどうかは別にして、第１段階として、自分というものを正確に把握する必要があると思っています。（ただ、純粋に技術とだけ向き合う場合には必要のない作業だと思いますが）
そうやって自分自身とサシで腹を割って話し合うとき、腹の中まで身ぎれいなままでいられるなんていうことは、少なくとも私は、無いです。
ぐちゃぐちゃに絡んだままの、真っ黒い糸の塊。
寄生虫にまみれたはらわた。
滲んだままの境界線。うらみつらみ、数々の重罪。
私は、自分のことを潔白であると、とてもではないけれども、言えない。
でも、だからといって開き直って誰かを傷つけてまで自分を守って暮らすのは、もう、いやだ。
私は、自分がうすよごれていても歪んでいても、それを誰かのせいにしないで自分で引き受けて、その上で、できるだけ、他者への影響が悪くない人間になりたい。
これがけっこうな苦行だったんですよ。
ほんっとうに、自分のきたない部分と向き合うと、がちで、消えるに越したことがない人間ですから、私みたいなもんは。
でも、自分のうすぎたない部分を直視すると同時に、自分の持っている善性も同じく否定せずに受け入れる必要があったので、死ぬのはこらえたんですけど。
でも、周りの人々を見て思うことなのですが、自分のいい部分も醜い部分もわかった上で、受け止めて、その上でいろいろ、成功したり失敗したりしながらもがいている人って、見ててうつくしいし、かっこいいんですよね。
だからこそ私もそうありたい、努力したい、と思うんですよ。
自分の感情をごまかして、そのうえ人になすりつけるのは、ださい。
たとえば、誰かの発言に対して「そこの詳しい理由を知りたい」という意味の「なんで？」と、「いやおかしいでしょそれは」という意味での「なんで？」は、違うじゃないですか。
で、私は、実際には後者の「なんで？」なのに、さも前者であるかのような顔をするヤツにめっちゃイラッとするんですよ。
「なんで？ って、何を言わせたいねん」みたいに言うと、「こっちは純粋に聞いてるだけなのに何キレてるんですか〜議論できない人ですね〜」的なこと言うじゃないですか。そういうやつって。
そういうやつは大体「議論」「批評」という大義名分掲げて実際にはナタ振り回してんだクソボケが
すいません。
屁が出ました。
晩ごはん時に、申し訳ございません。
それでも、屁が出ましたことを、私はご報告申し上げます。
で話戻りますけど、そういうのもですね、わかっててわざとやってんならただの「すげー嫌なヤツ、縁切ろ」で済むんですけど、「見苦しい」とまで表現する領域に入るのは、自分で自分の本意（悪意）をもう無意識で誤魔化しにいってしまっているパターンですよ。
で、ネット上で、それらしく飾りたてた実際には恨みつらみでしかない文句を吐いて、同類から「よく言った！ いいぞいいぞ！ もっと言え！」みたいにもてはやされて、調子に乗せられてどんどんクソモンスター化していくという……
そのもてはやしてる人たち、あんたを持ち上げることによって、自分はみぎれいなままで自分の中にある汚言を代弁させて溜飲を下げてるだけだから、あんたが槍玉に挙げられて落ちぶれても助けてくれないと思います。
悪手ですよそれ。
自分の本意がなんなのか常に意識しないと、悪循環に入ると思うんです。
自分の本意をじっくり自分に聞いた上で、それが本当に言いたいことであるなら、多少おかしなことであっても自分勝手なところがあっても、言ったらいい。
でも、たとえばいいねほしさに汚言を吐くとかね、カッコいいとおもって差別用語使うとかね、人の揚げ足取ろうとしてることに自分で気づけてないのとかね、そういうのはちょっとね、自分を見つめ直してほしいですね。
そのへんわきまえて、ちゃんとヒールやれてる人は、見てておもしろいよね。
そういうふうにおもいまっせ。
おゴリまっせってアイスあるよね。
あれ九州でしか見んよ。
まめちしきな。
また。