アイデア出しの方法のアイデアを考えた

最近、「なにかを描きたいけど描きたいものがハッキリしない」みたいな感じで、ちょっと不完全燃焼なんです。

そこで、アイデア出しの方法として、「自作自演インタビュー」を思いつきました。
私が私にインタビューをするというものです。

意外とまとまったので、公開してみます。

――今の心境を教えて下さい。

何かを作りたい気持ちはあるのですが、これというものが浮かんでこず、やる気だけが空回りしている状態です。

――比較的、満たされている?

そのようです。満足してしまうと貪欲さが少なくなって、生活上はいいのですが、ものづくりに対しては微妙ですね。

――積極的なアイデア出し作業が必要ですね。

そう思います。今もこのように、自問自答インタビューごっこをすることでなにか出てこないか試してみています。

――出てきませんね。

出てきませんね。

――事務作業とかしてたほうがいいんじゃないですか。

そうなんですけど、私はあくまでも何か作りたいんですよね。その何かが出てこないのです。

――今、どちらかというと文章脳になってますよね。

そうです。絵よりも文章にお熱です。

――じゃあ、文章でものを作ったらいいんじゃないですか。

いいんですかね、絵を描く脳をほったらかしにしたら、絵が描けなくなったりしませんかね。

――いいでしょ別に描けなくなっても、プロじゃあるまいし。そのうち描きたくなったら止めても描くでしょ。

それもそうだ。

――プロじゃないというのはあなたの強みだと思いますが。

それは非常にそう思います。私は、あっちふらふらこっちふらふら、やりたいときにやりたいことをしたいので。

――文章のリリースについて、その表出のしかたに工夫をこらしてみてはどうでしょうか。

なるほど、一度、パッと思いついたものを箇条書してみましょうか。

・アナログ化(手書き、書籍)
・超巨大
・立体化
・素材の工夫
・絵としての文章

――まだ出そうですね。

いま、ペットボトルが目に入りました。たとえばペットボトルに物語を書いて耳なし芳一みたいにしてもかまわないわけですものね。
また、こういったことは誰でも思いつくため、アイデアそのものというよりは「誰が注目しているわけでもないのに地道にひたすら同じシリーズを作り続け、それをリアクションもないのに投稿し続けている」というスタンスが面白くて拡散され名が売れる傾向がありますよね。

――「地道に続ける」はあなたの苦手分野では?

そうだった。私は一発屋向きでした。

――これまで書き溜めたものを使っていくというのは?

それも一理ありますね。ただ集めただけではおもしろくないので、ちょっと楽しいかたちに仕上げたいところですね。

――今、おにぎりが目に入ったようですが。

はい。おにぎりって外見が全部同じで、具が違うじゃないですか。パッケージ見ないと、何が入ってるかわかんない闇鍋状態ですよね。この感じ、何かに使えないかなあ。

――そういえば、コンビニのネットプリントというサービスがありますよね。

ああ、そうだ。それがありましたね。

何が出てくるかわからないネットプリント、とか面白いかもしれないですね。おみくじみたいで。

――数点、ネットプリント番号を羅列して、どれかを選ぶと。

あー、これはありかもしれないですね。5〜6点、タイトルとプリント番号だけ書いておいて、中身は刷ってからのお楽しみ。印刷すると、A4サイズでブログのような文章が書いてある。

――ありなんじゃないですか。

ありかもしれないですね、文章に限らず絵もいけるわけですから。新聞というか、ペーパー的なものを手書きで定期的に、というのも面白いかもしれませんね。

――やってみましょうかね。

やってみますかね。

――まとまってよかったです。今日はありがとうございました。

ありがとうございました。

というわけですので、今度、ネットプリントで遊んでみようと思います。

覚えてたらね。

ばいびー。