ワケアリ展覧会をやったころ、やりたかったけど賛同者が少なくてできなかったことがあるんですよ。
それが、「アウトサイダーウェブモール」。
要は、ワケアリ展覧会とかすきまのひとびととかに来てくださるような方々、すなわち私がよく言っている「軽度障害」「グレーゾーン」あるいは「なんかこう、生きづらい」みたいな感覚を持つ人々、そうした方の作品を私が受託販売するっていうスタイルのウェブショップ。
当時は「注文が入ったらご連絡するので、発送はそちらでしてもらって〜」って言ってたんですけど、私もだいぶものを売る勝手がわかってきて、商品を実際にお預かりしても責任が持てるようになってきたんですよね。
だから、商品預かって、梱包・発送もこちらでやって、ってできる感じになってきた。小物だけですけどね。大物の梱包の仕方はまだわからん。
本格始動するとしたら、当面は、慈善事業でやるつもりです。
ゆくゆくは商売にできたらいいですけど、構想としては、「アーティストから手数料取る」っていうスタンスをなくしたいんだよなあ……
なんか、違うやり方がある気がするんですよね。
たとえば、商品価格分はアーティストさんにまるっと入るんだけども、買う人の中でこの活動に賛同してくれる人には「私の作業賃」みたいなのを上乗せしてもらうとか?
う〜〜〜〜んそれだと正直、従来のモールでいいよなあ。
私がやる意味あんまりない。
要はね、それで助かった経験がある人が、今度は人を助ける側に回ってくれるみたいなループが生まれたら私の中でベストなんですよ。
かつては出品側だった人が、数年後に身の回りが安定した頃には買い手に回るような、誰も損しないやさしさの永久機関みたいな仕組み……なにかないかしら……
困ってない人はばんばんお金払ってもらって、困ってる人がそれをばんばん受け取れたらいいわけですよ。
ただ一方的な支援じゃなくて、「何かの対価として」っていうのが重要だと思うんですよね。ワケアリ展の時めっちゃ強調しましたけど。
支援だと上下関係生まれるから。
「生きづらさのあるひとが出品する」に対する
「今困ってないひとが買う」、
ここで生まれる「私はあなたを助けてあげた」感が嫌なんですよ。
誰かに頭上がらなくなるのってしんどいじゃないですか。
そうなってくると、「これには金を出さざるを得ない」と思わせるようなクオリティが必要になってくる。
うーん、そうなると私の信念と反する。
いや、反するわけではないんですけど、私が目指してるのそこじゃないんです。
うーん。うーんうーん。
私ね、ひとつ発見したんですけど、「ちっちゃいものを大量に集めるとすごいいい感じになる」んですよね。
すっごい、いいの。
だから、コンセプトをつけて、アソートみたいにして売るっていうのもいいのか……???
売上の配分どうするの???
んがー!
わからん!
ねる!!!!!!!!!!!!!!!