なんかあっち行ったりこっち行ったりしておりますが、あす11月8日は、福岡PayPayドームにて開催のCOMIC CITY福岡にサークルとして参加いたします。
めずらしく、人の宣伝物などはお留守番で、自分の商品だけ持っていって売ります。
参加を決めてから開催まで日がなかったので、キャパオーバーしそうで人のもの預かれなかった。
というわけで、私のものしかありませんが、よろしくどうぞ。
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Twitterで、「絵をアップしても思うように評価がもらえなくてつらい」「自分より下手な人が評価されてるのを見ると憤りを感じる」みたいな相談の新聞記事が流れてきて、「フーム」と思いました。
その記事で相談をされている方はお医者先生の診断を受けて休職中ということで、この件に関してはそもそも気の持ちようとか考え方の問題とかいう話以前に「まずは、もう絵とか評価とか云々を一回ちょっとナシにして、とにかくゆっくりと寝て、起きて、食べて、休んで、時間がかかるけれども病気をとにかく治していったら、やがてまた絵が楽しくなるんではないだろうか」というふうに個人的には思います。
このケースに関してはそう思うのですが、ご病気で苦しんでらっしゃるという点を抜きにしても、おんなじ感じで悩んでる方って結構おられますよねえ。
なんか見ているとそんなような気がします。
私などは、逆に「クオリティ低いわりにえらい過大評価されている」側だと自分では思っているのですけど、過去にうつ状態が強かった時にこの「評価がなくてつらい」感覚はありました。
実は色々とつらかった時の記憶が微妙にすっぽ抜けてて、あんまりはっきり残っていないんですけど、うっすら残ってある記憶を探りますと、下記のような状態だったように思います。
「本当は、潜在的には人並みの自尊心や健全なレベルの自己評価があるんだけれども、脳の故障により『自分みたいなもんが自己評価高いとかまじ死ねや』みたいな状態であって、そのため、他者の客観的評価によってしか自分の価値を見出すことができない」
「そのときに、潜在的に持っている自己評価 対 他者からの評価 がうまく釣り合わない（思ったほどの評価が得られない）場合に、精神的に齟齬が生まれ、否定を突きつけられた感覚となり、非常に苦しむ」
ざっくりとは、なんかこんな感じだったような気がします。
やっぱりね、脳の故障だと思うんですよね。
他者評価に過剰にすがってしまうパターンって。
では、うつ状態がすっかりよくなった今の私が、アップした絵が思ったほどの評価数をいただけなかった時にどんなことを考えているかと言うと、
・昼間から全員爆睡しとんか
・この世界、ついにわし以外おらんなったんか
・無反応ドッキリなんか
・今日誰かの命日なんか
・3日後くらいにセルフRTしたらワンチャンあるやろこれ
などです。
反応の有無を見ていないということはなくて、そりゃ自分でウッキウキでアップしといて全く気にならないなんてことは一切ないんです、それなりに一喜一憂はしているんですけれど、ここ大事ですよ、「思ったより反応少ない」というのが「自己に対する否定」とイコールで結ばれることが、最近なくなりましたね。
だからって全く自分の作品を顧みないのもよくないと思いますから、「こういうのがウケるのか」「こういうのはここではウケないんだな」「これは、数字としてはウケなかったようでいて、実際にはわざわざお金出してまで買ってくださった方がいるな」みたいなのは、チェックするようにしていますけど。
そう、ちょっと話ずれますけど、「いいねがいっぱい付いてるといっぱい売れてる」なんてこと、ないですからね。
いいねばっかりついててあんまり売れてない みたいな商品、私の家にいっぱいあります。
「いいね」＝「評価」ではないんですよ。
だってね、ふつうにTwitterしてて、「よさ」という観点のみを抽出したシビアな目線で「いいね」します？
「がんばったね」とか、「見たよ」とか、「友達だしとりあえず」とか、「なんかいいねしてほしそうだったから」とか、そういう意図の時だってあると思うんですよ。
そこをね、「リア充ばっかり、数字をかっさらっていく」って拗ねて攻撃してたら、いろいろ積み上げて作品以外の部分も大切にしてきた人がね、かわいそうよ。
それだって、立派な実績ですよ。
自分がつらいからって、一見輝いて見える人のことを否定する材料探しとるようでは、イカン。
でもね、つらい状態っていうのは、本当にこういった正論がね、めちゃくちゃしんどいんですよね。
これが内心わかっているからこそ、どうしようもなく他者への怒りや妬みの感情にとらわれる自分のことが、どんどん嫌になってくるんですよ。
だからですね、私は本っっ当に思うんですけど、
できるだけ長く「何かしらつくる人」でありたい人で、いま妬みなどのくるしさが極端に強い場合、できればいい医師のいる病院を探して、待ってでもしかるべき治療を受けて、それがダメなら覚悟決めてがっつり時間をかけてゆっくりしっかり休んで、とにかく心に余裕を持っている状態を保つ、そういう方向性の努力が要る。
と思う。
水木しげるさんが「しっかりと寝ろ」をめっちゃ推してはりましたけど、私も全く同意見です。
人にもよると思うんですが、しっかり寝て食べる（基本的な欲求）を土台として、そのうえで豊かな創作への欲求がそびえ立つと思うんです。
もちろん人による。
私の場合、三大欲求のひとつであるはずの「性的欲求」がほぼゼロぐらいの勢いで欠けていて、これを一切満たさなくて何の問題もないんです。
35まで生きてていらなかったから、たぶんこれからもいらないんだろうと思いますけど。
評価がないのが苦しいくらいなら、健康になったがいい。
評価がないのが苦しい、というのをバネにできるなら、ぜんぜん、変わらなくていいと思うのですけど。
でもねー他者を攻撃しだしたら、ちょっとダメやね。はっきり言って迷惑にもなってくるので、やっぱり、爆発しない程度にコントロールはしてほしい。
そのためには、やっぱり、ある程度の健康はほしいですね。みんな幸せってほどじゃなくていいので平和な気もちになってほしいなあ。
散歩いいですよ、散歩。
散歩すごい、おすすめ。
やっぱり土と動植物の多い場所がいいですね。無理に原生の植物じゃなくてもいいと思いますよ、植えた木とかで十分だと思うんですけど。
ネタ探しにもなるし。
この機会に言っておきますけど、私の作品はあなたが思っているほど売れ行きよくないですから、そこのあなた、ぜひ買ってね！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
私の年間売上、せいぜい5万とかですからね！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
私はぜんぜんなんですよ！！！！！！
みなさんの！その500円が！！
キノコファクトリーを育てます！！！！！！！！！！！！！！！！
これが正直に言えるようになるまで、何年かかったことか……。
そんなもんなんですよ、みんな。
私のは別に買わなくていいけど、身の回りの駆け出しアーティストさんの作品、ぜひとも、みんな買ってくださいね。
100のいいねより、500円商品一個買ってくれたあなたのことをこそ、アーティストさんはずーーーーっと覚えてるものですよ。本当にうれしいものですから。
みんな、みんなが思ってるより売れてないのよ。
がんばろうな。。。