共有アトリエ計画、準備など公開することにします

ここ最近これの話しかしてないですね。

誰の参考になるねんって話なんですけど、私がやろうとしていること、そのために今やっていること、必要なものなどなど、順次、隠さずに公開していこうと思っています。

てはじめに、やりたいことと、現在の状況について書きます。

1,やりたいこと

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シェアアトリエ・ギャラリー草案

場所:熊本市東区尾ノ上(まだ予定 ここがダメでも市内にしたい)

利用料金:

◎施設1日利用券:500円(または使わなくなった画材、文房具、紙、消耗品等との物々交換)
◎7日分の1日利用券まとめ買い(一年期限):3,400円
◎15日分の1日利用券まとめ買い(一年期限):7,000円
◎30日分の1日利用券まとめ買い(一年期限):12,000円

◎マルシェ・同人イベント用什器等の貸し出し:600円/1日

◎画材置き場としての利用:利用券と別に1,000円/月(←開館時にしか取り出せないことに注意)

※価格は変更になる可能性あり

☆POINT
いずれも、お金に苦しんでいるアーティストに対してはお話を可能な限り信用し、「事情を汲み、無期限の出世払いを了承する」ものとする。

営業時間(未定):
平日/9:00〜11:30と18:00〜20:30(12:00〜17:00は、わたくし他所でバイト中)(月の中頃は9:00〜13:30くらいまで開けられます)
土日祝/10:00〜19:00
閉館日は月による。一ヶ月に2〜4回程度。閉館日はSNSでお知らせする。
◎軌道に乗せられたら、平日昼間にも人に店番しててもらい、開館したい。

●具体的運用

◎会員登録制を予定
・ウェブ登録 or メール/LINE/対面での登録
お名前、メールアドレス、電話番号

基本設備:
下記を使い放題とする。

<画材>
コピック/透明水彩絵の具/アクリルガッシュ/アクリル絵の具/クレヨン/色鉛筆(油性・水性)/ポスカ/各種ペン類/その他おもしろいもの

<支持体>
キャンバス/キャンバスボード/原稿用紙/ケント紙/水彩紙(さまざまの種類)/コピー用紙/水張り用木製パネル/白Tシャツ/木/その他思いつく限り

<デジタル用品>
PC一式(追々)/液タブ(私が使ってない時)/板タブ/プリンター/いろいろなプリンター用紙(印刷できる布やステッカー用紙など特殊なものを含む)/描画ソフト(クリスタ、アドビCC)/コンデジカメラ/その他もろもろ

<ハンドメイド用品>
アクセサリー・キーホルダーパーツ/UVレジン/UVライト/ミシン/ウッドバーニング用熱ペン/小さなダイカットマシン/ミニリューター/小さい木材/その他

<こまごました道具>
イーゼル/水入れやパレット、筆、雑巾などひととおり/カメラ用三脚/マイクスタンド/マイク/撮影用ミニブース/トレース台(自作)/やっすい裁断機/中綴じホチキス(100均)/その他いろいろ

<通販用品・パッケージ資材>
OPP袋/封筒/ダンボール/緩衝材/その他

<展示スペース>
作品やチラシ、名刺等を空いたスペースに無料で展示できる。

一人あたまのスペースとしては、「その時かざりたい人たちで仲良くわけっこ」というゆるいスタンスでいったん試し、無理が出るようであれば「A4相当分/1名」などの制限を設ける。フォトフレームなどを貸し出し可能。
また、飾ってある作品を閲覧したい人は無料で入室・閲覧でき、作品の購入、アーティストへの投げ銭なども可能。

<家にいづらい人の逃げ場として>
「事情を正直に話してもらう」ことを条件に、納得できる事情であれば無料でここにいてもらうことができる。その人は、もし可能なのであれば、いる間に飲むペットボトル飲料を1本だけうちから買ってもらう。周囲の人間がその人を「ずるい」と責めた場合、責めた者は永久出禁となる。

<画材シェア制度>
買ってはみたものの多すぎて使い切れない、あるいは買ったっきり結局使わなかった画材等を寄付いただくことで、1日利用券を購入できる。
何枚購入できるかは、私による鑑定と持ってきた人の事情による。たとえばコピック(ちょっと使ったぐらい)なら、2本で1日券1枚 など。

トイレットペーパーやコピー用紙、タオルや雑巾などの必ず使う消耗品でもよい。

●事業を通してやっていきたいこと

人々が特技を活かしながら生きていける地域の居場所にしたい。

・作品の販売経路の相互提案、支援
・展示ができる場所や、公募展などの情報共有
・アーティストとして独立する方法の共有
・みんなで確定申告
・利用者同士で教室を開き、受講者は講師に直接授業料を支払う(施設はマージンをもらわない、通常の利用券を買ってもらい貸し切り予約するのみ)
・宅配業者とのビジネス契約により、通販時の送料を抑える
・苦手分野の補い合い
・お金がある人にはお金を払って施設を利用してもらう。お金がない人には、何かしら手伝ってもらってタダにしたり、できればお駄賃をあげる。

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☆これをやるために、していること

1,やりたいことを整頓して、はっきりさせた

「こういうのがやりたい」っていうかたちが少しぼんやりとしていたので、文章として書くことではっきりとさせました。
日本政策金融公庫にお金かりるとき、創業計画書書かなきゃいけないので、これはやっといてよかったです。

2,物件をさがした

ネットで「事務所・店舗用物件」で探して、いくつかの不動産屋さんにアプローチしました。
最初「なるべく安く」と考えていたんですが、やっぱり、予算安すぎるとそんなにいい物件なかったり、問い合わせてもダミー物件だったりしました。
で、当初の予算よりもちょっぴりだけ、無理ない範囲でがんばった価格帯で探しまして、内覧にいって、初期費用の見積もりをいただきました。毎月の家賃が60,000で、初期費用が50万くらいの物件に目をつけています。

3,日本政策金融公庫に相談した

そんな大金は持ってないので、金利の安い日本政策金融公庫で創業支援のお金を借りようと思いました。

前提としまして、私は障害年金をいただいています。2ヶ月で13万くらいなので、1ヶ月に6万5000円くらいです。
それと、バイト代がだいたい6〜8万くらいですから、私個人の月の手取りはだいたい12〜14万円くらいです。

きょうが給料日で、いま口座に入っているお金が30万弱くらいです。

で、ググってみますと、この条件で事業を始めるというのは、常識的にはかなり厳しいようです。
創業融資freeeというサービスで創業計画書を書いたのですが、「自己資金は最低100万円必要です」ってエラーが出て、うそを書かないと先に進めませんでした。

そこで、大筋をfreeeで書いて、それをもとにして、日本政策金融公庫のサイトからDLできるテンプレに自分で記入していきました。
頭悪いくせに有利・不利とか考えたら余計だめだと思ったので、愚直にほんとうのことだけを書いています。

自己資金は、夫に少しだけ協力してもらい「50万円」。自己資金はいっぱいあるほうが借りやすいらしいのですが、だからといってウソ書いても速攻でバレるらしいので、不利そうで不安でも正直に書いたほうがいいそうです。
そして、借りたい金額は「80万円」としました。

私の場合、画材はすでに手元にあり、とりあえず物件さえ借りられれば手持ちのもので始められますから、融資は事業にしては少額で大丈夫なんですよね。

創業計画書を用意して、日本政策金融公庫のサイトに書いてあった「いまから事業始める人」みたいな問い合わせ窓口に電話しましたら、電話口の方が親切にどうしたらいいか教えてくださりましたので、言うとおりに準備をしました。

創業計画書と、日本政策金融公庫の借用申込書と、目星をつけてる賃貸の見積書と、それから「私はこんなにも、こういうことがしたいんだ」という長々とした資料と、あと購入が必要な備品の見積書などを入れて、郵送しました。

そうしたら、担当さんからお電話をいただきまして、21日(月)に面談を予定しています。イマココ。

おとなの書類いっぱいいるので、がんばって取り揃えました。
21日、どうなることやら。

融資が下りれば、もう始める。
融資が無理なら、もうちょっと自力でお金貯める。

今回、どれだけ不利になろうとも、決して背伸びしたり何かを隠したりはしない、というのを徹底しようと思っています。
自分のやろうとしている事柄について、商売として成立するかどうかは別にして「いやでも絶対ええ事やんけこれ」という自信が正直ちょっとありますので、自分を信じて、ダメならダメで別のやり方を探すという心で、訴えてみます。

障害年金をもらっていることも、ADHDがあることも、だからこそこうしたことがやりたいんだということも、全部言います。
不利になるかもしれないですが、そこを隠さないでもいいんでないと、ダメです。
普通にみんなと同じ条件で融資が受けられるのでないと、「月収14万円くらいあるひと」として見てもらえないと、ダメなんです。

そこを隠したら、うまくいっても意味ないんです。
言った上でうまくいかないと、私がやってることに意味がなくなるんです。

今回のやつは、みっともない思いしたとしても全部あけっぴろげにするって決めています。

21日、こうご期待。