のろけ話?

今回、シェアアトリエを運営するにあたり、私は「絶対にこれだけは譲らない」という一線を設けております。

それは、「自分自身と家族を最優先する」ということがらであります。

たとえば、夫と利用者さんが同時に同じぐらい助けを必要としていて、どちらか一人しか優先できない場合、私は夫を優先すると決めている。ということです。
または、自分のやりたいことと利用者さんの希望に相違がある場合、ある程度の折衷はするとしても、基本的には自分のやりたいことを優先するということです。

そして、この決め事について「うん、もちろんそうするべきだ」と言ってくれる人をこそ大切にします。
ここは「キノコファクトリーのねじろ」であり、あくまでも私自身と、私のこういった在り方に共感してくださるひとたちの居場所です。
「私」あるいは「私のいちばん大切なもの」を捻じ曲げてないがしろにしてしまうと、全くやる意味がなくなってしまうのです。

誰がどんなに困っていようとも、家族や自分自身を置き去りにしてまで助けることはしない、自分のキャパは超えない。いちばん大事にするものを間違えない。これを固く決めています。
私は情に流されやすいので、ここを強く決めておいて、きちんと意思表示しておかないと、たぶんそのうち身がもたなくなってつぶれます。

少し前までの自分でしたら、この考え方が出来なかったであろうと想像いたします。
たぶん、「冷たい人だ」と言われるのを恐れて、人に言われるがまま、内心いやだなと思うことまで引き受けてしまっていたことだろうと思います。
そして、結果的に、相手を嫌いになることでしか解決ができないところまで、人の言うことを聞き続けてしまっていたことが多くありました。

ですが、現在の私は自分で言うのもなんですが、前よりはけっこう、しなやかでありつつ強くもなってきたと思います。
「あっさりと、しかしはっきりと断る」ができるようになってきました。

そしてこれが、人とほどよい関係を築いていくためにすごく重要なことなんだなと思えるようになってきました。
「断ることができる」ということは、つまり、「私が断っていない=嫌がっていない」というシンプルな答えを相手に提供することに繋がります。
相手に、「この人は、気を遣っていて嫌なのにOKしているのではないか」という不安を与えずに済むということです。

ですので、私は、困るときは困ると言うし、帰れと思ったら帰れと、あっさりと言います。
言わないときは、そう思っていないときです。
ですので、人の気持ちを勘ぐってしまうタイプの方におかれましても、ぜひとも安心してお越しください。私は思ったことをいい、思っていないことを言わない約束をします。
そして、無理してまで人助けをしません。私が人助けをしているときは無理をしていないときです。無理になったら無理と言いますし、帰ります。
ですので、もし私でよろしければ、気を使わずに助かってください。
というか私は気が向いたときしか助けませんので、助け舟がちょうどいいときには乗っていただけるとこちらも嬉しく思います。

あと、私はみんなが思っているより夫にぞっこんですので、夫が帰ってこいと言うとマジで速攻帰りますのでよろしくお願いいたします。
そんな急に帰ってこいと命令するようなろくでなしの夫ではないので、そんなことがあったら絶対によほどのことですからね。帰ります。家族優先です。

と、フワッとそのようなスタンスを表明しておきます。

いがいと真面目な話になりましたが、なぜこんなブログを書いたかと言うと、誰もこないからです。

酒がうまいです。

電気代を払いました。たいへんえらいと思います。

ヘリコプターがうるさい。

また。