キノコファクトリーのまめイラストブックを売り出した話

やっと販売しても大丈夫そうな強度の製本ができるようになってきたので、いっぱい失敗した中でちょいちょい成功した数冊を、売りに出しました。

キノコファクトリーのまめイラストブック
https://kinoco-factory.booth.pm/items/1605875

ぜひ、上記リンクから飛んでみてください。
ラフを含む60点ほどの絵を収録した、クレジットカードよりちょっと大きいぐらいの、かわいい手のひらサイズのまめ本です。

こちらからもご購入いただけます。(こちらは、お会計がPaypalか銀行振込のみ)
https://kinocofactory.work/shop/products/detail/13

この「まめイラストブック」というフォーマットは、絵を描く人にすごくおすすめで、ちょっとしたらくがきで気に入っているやつとかも載せられるし、小さくすることでコストを抑えつつたくさんの作品を収録できるし、まめ本という存在がかわいいし、製本作業が楽しいし、とにかく、おすすめ!
いいな、とおもったらぜひ真似してください。

写真や小説、詩集なんかにもいいかも!

製本ののりは、フエキのりと木工用ボンドを混ぜて少し水を足しました。
そして、背の補強にグルーガンを使用しています。
印刷は本当はレーザーがよいのだと思いますが、手持ちのプリンタがインクジェットですから、それを。
代わりに、紙を、安いコピー用紙よりは少し厚い上質紙にして、両面印刷に耐えさせました。
それから、200円ぐらいで万力をひとつ、あと小さな厚い板を100均で2枚買ってきて、製本固定具の代わりとしました。本当は万力がもうひとつほしいところです。
それらがなければ、重い本を数冊重ねて重しにすれば済むそうです。

紙を揃える作業だけは、非常に根気よくていねいに行わないと落丁が起きました。
何度も泣かされましたから、お作りになる方はそこにはめいっぱい注力されたがよいと思います。
紙の上手なそろえかたなども、ぐぐると出てまいります。

同人界隈の方には周知の事実なのかもしれないのですが、わたくしあまりそっちをガッツリ通っていなくて、コミケにすら行ったことがないものですから、はしゃいじゃって、いけませんねえ。

でも、すごくたのしい。
自家製本、いろんな可能性を感じる。

シロップファン製本部、つくりてぇ〜。