改めてsyrup16gイメージアート展に寄せる文

上の記事にもございますとおり、あくまでも非公式・黙認という形で、syrup16gのファンアートのイベントを開かせていただけることになりました。

すでに30組をこえる方々からご参加の表明をいただいており、私も会場レイアウト等、頭に思い浮かべてたいへん楽しみにしております。

とはいえ、世は感染拡大中、何をするにも制限がかかる昨今。
本当に皆様にお会いしたいのは山々ですが、悔しながら、如何ともしがたいこのご時世です。

ウェブにても出来る限り楽しんでいただけるようにいたしますから、くれぐれも情勢をよくよくご確認いただいて、無理を伴うご遠方からの強行突破などはなさらぬよう、ご協力をお願い致します。
syrup16gの名を冠している以上、ネガティブなことが起きるのは避けなくてはなりません。

消毒液の設置、常時窓をあけての換気を徹底して展示をいたします。
マスクを着用頂く、大勢でのご来場はお避けいただく、もし接種予約が可能なのであればワクチン接種を済ませてからお越しいただくなど、常識的な水準の感染対策を心がけていただいている方のみ会場にお通しさせていただきます。

今般のウィルス蔓延、ワクチン接種などに関しても、いろいろなお考えがあることを承知しております。
けれども、感染対策に反対する考えをお持ちの方におかれましては今回はお通しすることができないこと、どうかご理解を頂戴いたしたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

私がsyrup16gに出会ったのは、たしか高校2年生くらいのときでした。おそらく16歳だったと思います。
今が36歳ですから、もう20年も前になりますか。

ご本人様に見つかったらくっそ無礼きわまりないファンサイトを持ち、日々、ファン同士の交流を深めておりました。
当時ギターを習っていた師匠におしえてもらった「耳コピ」というやり方で、幾度も幾度もシロップを聴いて、自分なりにコードをコピってサイトに載っけたりしたものです。

途中、あまりにも貧乏すぎて音楽どころではなくなった時期がありましたが、シロップとともに私も復活し、今ではすっかり元のシロップファンに逆戻りです。

必要以上に神格化するつもりはないのですが、それでも、私にとってsyrup16gという存在はあまりにも大きい。
私は以前「遊星歯車機構」という展示会を開催いたしましたが、その時は便宜上、私が太陽歯車として回りました。
でも、私にとっての太陽歯車は、まぎれもなくsyrup16gです。

syrup16gの存在なくして、ここまで生きてこれたかわかりません。
あるときはすがりつくように、あるときは娯楽として、あるときは友達ヅラをするような気持ちで、テープだったら擦り切れているくらい、何度も何度も聴きました。それは確実に、私を構成する要素の大きなひとつとして、私の中に拍動しています。

私には、音楽をガッツリ批評するほどの学はありません。
ですから、ほかと比べてどうか、と語ることは出来ません。
それはもしかしたら、ミュージシャンであるsyrup16gのメンバーさんに対して無礼なことかもしれません。

ですが、syrup16gと出会ってから、シロップは私のもとへ音楽だけでなく、音楽以上のものをたくさんたくさん届けてくださったように思います。
それは、どんな素晴らしく高尚な音楽を奏でることよりも稀有なことだと、私は思っています。

まあ、これだけ言っといてツイッターのヘッダとアイコン、これなんですけど。

最低やないか。

というわけで!
シロップファン主催 syrup16gイメージアート展「Stay Beautiful」
来月16日よりスタートです!!!!

お近くの方は、感染対策のうえお立ち寄りいただければ幸いです。

シロップいめーじあーと

またねー