前回の泣き言ブログがとんだ早とちりだった話(障害者が事業立ち上げたくて日本政策金融公庫に行ってきた②)

きのう、下記のようなブログを書きました。

このブログで、「あんまり感触がよろしくなかった」「よくて減額融資だろう」と書きました。

でも、それは私の気のせいでした。
その話をですね、あの今ちょっと興奮してますから、うまくまとめられる自信がないですが、書きます。

きょう、電話かかってきたんです。昨日のご担当者さまから。

「昨日の件で、ご相談なのですが……」って。

希望融資額は80万でしたが、この時の私は「減額のお知らせだろうな」と思い込んでいて、「40万、40万あったら喜ぼう」って思っていました。

ところがですよ、ご担当者さまが、おっしゃるのです。

「社会的に意義のあることですので、80万と言わず100万のご融資が可能ですが、どうしましょう」

って。

いやこれ、文字だと伝わんないですね、わかります? これ言われた時の私の高揚感。

昨日バチクソにやられた(と自分では思っていた)ところ、減額どころか、まさかの融資可能額増額のご連絡ですよ。

言うてもこれ、借金ですからね、額が増えて喜ぶものでもないのかもしれないんですけどね、でも私にとって、この増額っていうのは本当に意義のあるものなんです。

といいますのは、借金っていうのは、「返してくれるであろう人」じゃないと貸してもらえないわけです。
だからこそ、日本政策金融公庫さんも、ちゃんと利益を出していけるのかっていうところを追求してこられたわけです。私が打たれ弱いだけであって、これはおとなにとっては当然のことなのです。

でね、私は私なりに考えて、「私みたいなもんでも、貸してもらえそうな金額」を算出して、それが80万円だったんですね。

ただ、今回の私の創業計画書は明らかに、「長期で考えた場合の、事業としての質」っていう部分が劣っていました。事業者として考えが浅い部分があります。これは自覚があります。
どうやって稼いでいくのかっていう部分、ちゃんとうまく答えられなくて、きのうはね、「じゃあ、どこまで経費削れますか?」って話をしてたぐらいなんです。
昨日のブログは、痛いところ突かれてちょっとスネてたっていうのが実際のところです。

その体たらくで帰って、夜、悔しくてびーびー泣いてた私でございますけども、一夜明けての満額どころかこの20万円分の増額は一体、どうしたことか。
って思った場合に、私はおもいました。

「私が『おとな』って呼んでいるひとたちは、『おとな』の皮を着て仕事をしなきゃいけないひとっていうだけであって、中身は『人間』だったんだ」

と。

私の、ガッタガタの創業計画書。
障害年金受給者で、住民税非課税レベルの収入しか無い。
あと私、リボ払いの残高、今現在70万円近くあるんですよ。(もちろんこれも正直に言って、そんなに何に使ったのかも全部見せた)
これってけっこう、不利な条件だと思うんですよ。謝絶も覚悟してた。

でも、もしも私にほめられるところがあったとしたら、思いつくのは。

私は絶対にうそを言ったり話を盛ったりしないって決めて、行きました。
へたに大人の方便を使おうとしないで、不利になりそうなこともあえて自分から言うぐらい、ばか正直で愚直でちょっと卑屈な、もともとの自分のキャラで行こうって決めてました。

それから、たぶん何よりもよかったのが、「めちゃくちゃ本気である」ということだったと思います。
本気で、「これをライフワークにするんだ」と思っているし、自分のやっていることは絶対にいいことだと自分で信じられる内容ですので、もう、全力で行きました。

たぶん、私が審査に通った理由はもう人間らしさの部分だけ、「ガッタガタの創業計画書を補って余りある誠意と熱意」を買っていただけたんだと、勝手に想像しております。

だからね、だからこそ、がんばらないと。計画が甘い分、ほんとに今から、気合い入れて腹に力入れて、グイグイいかないとね。
だって、要は「おお、面白そうだからやってみろ」って言ってもらえたと同義なわけじゃないですか。

これでめでたしめでたしではなくて、ここから期待以上のもの、お返ししないとね。

まじで、私、がんばります。
2月には集客などのアドバイスを頂ける面談に行ってきます。
ああ、もう、本当にもう、熱意を認めてもらえるって、こんなにうれしいんですね。

これはコケられないぞ〜。

がんばります!!!!!!

いじけたブログ書いてすいませんっした!!!!!!!!!!!