おはようございます。
たまにはお店感のあるブログを書いたほうが良かろうと思い、ここに、告知をいたします。
■4月のセルフワークショップ
ブレイルフレンドリープロジェクトさま(https://www.braillefriend.com/)主催の、据え置きスタイルのセルフワークショップが始まりました!
必ずしも文字として打つことにこだわらず、模様として点字打ちを楽しむというもの。
さっそく先日、ご家族でいらしたお客さま(おなじみかのぶた一家)が楽しんでいかれました。
すごいんですよ、ちょっとクールな感じのお子さんがですね、ちょっとやり方お伝えしたら、もう夢中ですよ。
この暗号感もいいんですよね多分。点字を知らなきゃなんて書いてるかわかんないという、秘密感。
点字打つプチプチ感も、けっこう癖になるんですよね。
大人もハマれる感じですよ。
家でもやってみたい方のために、点字打ちのキットをねじろで委託販売しています。
また、ブレイルフレンドリープロジェクト主催の加藤さん作、「点字楽譜」をモチーフにした点字アートの本「ブレイルフレンドコンサート」も販売中!
ブログで拝見したんですけど、この本の表紙の黒、ロービジョンの方にやさしい黒を使っているんだそうです。そういったものが存在することを恥ずかしながら存じ上げず、すごく勉強になりました。
点字体験ワークショップは、4月中、ねじろが開いているときはいつでも体験できますのでお気軽にお越しください!
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最近仲間内で盛り上がっているのが、「夏休みの宿題、ねじろでやればいいじゃん」企画(もなかさん発案)。
いいよねそれね。
すうごいいいですよね。それね。
うち、ぼっちテントあるじゃないですか。
あれがね、こども、すごくグッと来るらしい。
きのうは、ぼっちテントが「宿題終わらせるための缶詰スペース」になってた。
で、うち、夏休みの自由工作するのに最適じゃないですか。
道具は一通りありますから。
キットとかを提供するのは、やっぱり違うじゃないですか。
「ここにこういったものたちがある。これでなんとかせえ」という丸投げ感を大切にしたいですよね。
「いらない木っ端、ハギレ、二度と使わないであろうネジ・ボルト、針金等々、なんでももらいます」っておもてに張り紙してたらおもしろいもの来るかな。
くさってしまうような生ゴミやどうしようもないでっかい粗大ごみ以外、わりと何でもOKみたいな感じで。
ものがほしいというより、一人では思いつかないような発想の幅がほしい。
「自分の住んでる町から出てきた『いらないもの』たちをつかって、おもしろいものをつくろう!」みたいな。
サスティナボゥなウンタラカンタラ、みたいなのが大義名分として掲げられそうですよねえ。
実際には、モノボケ大喜利みたいなことして遊びたいだけなんですけど。
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なんか、すうごいアトリエ感出てますね。
いいですね。いい感じです。
こないだは、こどもたちと紙版画して遊びましたよ。これがまたねえ、いいの作るんですよこどもたちが。「こどもらしくていいね」とかじゃなくて、フラットに作品として見た時に、すごくいいんです。オブジェクトを置く場所のセンスとか。空白の使い方とか。
私これはちょっとね、一応ものづくり人間のはしくれとして、負けてらんないですね。軽く焦っていますよ。
35歳を焦らせる、年齢ひと桁たち。将来が楽しみだなあ。
最初ちょっとよそよそしかったこどもたちがだんだん我が家のごとく使ってくれるようになって、何かを「やってみる?」というと目がランっとするようになり、描く絵の中にキノコのアトリエや家が登場するようになり、そして「4時に帰るよ〜」ってなったときに「イヤ(笑)」って言ってくれた時、いやーーあ、うれしかったですね。
うちのアトリエに対するサイコーの賛辞ですよねそれね。感慨深いですよ。
ほんとありがたい話でございましてね。本来、こんな幸せ者になるような器の人間ではないんですよ私は。
わりとクズなはずなんだけどな。
性根がクズだからって開き直って人を傷つけていいという理屈が嫌いだから矯正する努力をしたというだけであって、根っこのところはあんまり変わってない気がするんですが、でもあれだ、誰にも迷惑かけたくないやさしくなりたいこんなクズのままじゃ生きていたくないってさんざん泣いた時間も、無駄じゃなかったということなのかもしれないですね。
やっと、まわりから差し伸べられる手を信じられるようになってきた。それを受け入れることで、私みたいなもんにも出来ることが増えた。
その「出来ること」が、まわりも望んでいることだったら、サイコーですよね。うん。
結構みんな、代表者である私に「すごい!」って言うんですけど、すごいのは私のまわりの人なんですよね。これはまじで。謙遜や卑下じゃなくて。
私は、あつめただけ。
ほらまた自分語り入りましたよ。好きですねえ。
さて、きょうも開店時間でございます。
よろしくどうぞ。
また。