ねじろからそう遠くない場所に、美術科のある高校があるんですよ。
そして私には前々からずっと思っていたことがありまして。
私は、音楽の専門学校卒なんですね。音響科だったのですけれど。
私自身はなんかもうアホすぎてボーッとしてたのですけど、やっぱり、特に演者さんの科ってすっごくシビアで。
その人の演奏がどれだけ魅力的でも、ただ「その場にはそぐわない」「世渡りがうまくない」っていう理由だけで、結果的に箸にも棒にも引っかからなかったりというのがね、実際けっこう、あったんですよね。
あとねえ、やっぱりそういう学校に行く人っていうのはプロ目指してるわけでね。
そうなるとどうしても、「楽しい」だけではまかり通らない、いろいろなことがあるわけですよ。
周りの人も上手い人ばっかりでね、自分のレベルを思い知ったような気持ちになってしまってえげつないほど劣等感、気を落としてしまって余計うまく演じられない、みたいなのも往々にしてありますしね。
で、ねじろ近くの高校の話に戻るんですけど。
私は絵の学校は行ったことがないので本当のことはわからないんだけれども、もしかしたら私が行っていた音楽学校と同じように、「絵のことはだいすきなのに、それ以外のことがあまりにもうまくいかなくて、あるいは自分のレベルがあまりにも低いような感じがして、絵のこと自体が嫌いになりそうになってる」って子がいるんじゃないかって。想像ですけど。
私ねえ、そういう人にですね、もうねえ、ちょっと騙されたと思って、一回ねじろ来てもらいたいんですよ。
あのね、いろいろありますよそりゃ、いろいろありますけど、でもね、おえかきってね、楽しいんですよ。
悩みまくって何周も何周も回って、結局思うに、おえかきってやっぱり楽しいのよ。
おえかきだけじゃないですよ。
なんかつくって遊ぶのってね、ほんとうに、楽しいんです。
調子乗るつもりはないけど、私ね、ねじろにさえ来てもらったら、それ思い出してもらえる自信ありますよ。
ほんとに甘っちょろいと思いますよ。
かなり甘っちょろいこと言ってると思う。プロになりたいって人にとっては、腹すら立つかもしれない。
でもね、私の大好きなバンドの歌詞でありますよ。「頭ダメにする/までがんばったり/する必要なんてない/それを早く言ってくれよ」って。
syrup16gはいいぞ。
話がそれました。
誰にも認めてもらえないって悩んでるぐらいなら、とっととウチ来いよー!!!!!!
って、ずっと思ってたんです。
だからね、そのねじろの近くの公立高校に、ダメ元でメールしてみたんですよ。
したらね、とってもあたたかいお返事をいただいて。
も〜〜〜〜〜〜〜〜うれしくてうれしくて。
私の営業がヘッタクソすぎて、20球投げて1球ギリギリストライクみたいな状態だから、もうね、一番拾い上げたい層にアプローチできる〜〜〜!!!!と思って本当にうれしい。
うら若きアーティストに、スーパービジョン、ダニエル・スミス、ぜひ勧めてえよなあ!?!?!?!?!?
祝杯じゃァ!!!!!!!!
教育に悪い。
ぷぃ。
また。