愛想の話

私は、どちらかというと愛想がよい方です。

けっこうニコニコしています。
どちらかと言うと「ヘラヘラ」かもしれないですね。

ネット上で時々、「媚びてる」とか「八方美人」とか、陰口言われますよ、やっぱり。
私に、っていうより、こう言うキャラクターに対しての陰口。

けどねえ。
そういうの言っちゃう人って、本当に突っ込みたいの、そこじゃないじゃないですか。

言いたいのって結局、

「あいつ中身は俺より大したことないのに愛想で評価されてズルい! 中身は俺のほうがすごいのに!! 本当は俺のほうが評価されるべきなのに!!!」

っていう不満じゃないですか。

だから、ご自身が満足に評価され始めると、言わなくなると思うんです。
そのー、自分の欲求不満を他者にぶつけるっていうのは、ちょっと、ね、いただけないというか、ぶつけられる側としては気分よくないのです。

何もずるい事していないのにずるいかのように言われて、気分いい人はいないと思いますよ。

とはいえ、気分悪くさせる・悔しい思いをさせてやるのが目的の方もいますので、そういう意味では目的達成ですけれど。

ご自身が満たされたら、その不満は消えるかと。

だから、誰かの愛想が良いというだけで「あれは媚びてるんだ」と感じるほど悔しいと思うのなら、やっぱりご自分は高評価を欲しているんだと思いますよ。
だから、ひねくれてないで素直に人に評価をいただけるような動きをとればいいと思います。
人の評価なんか気にしない、というスタイルが必ずしもカッコいいとは私は思わないです。シロップも歌ってますよ、「誰かなんか言ってるぜ 聞き流す ふりして真に受ける」って。
人間らしくていいじゃないですか。
相手に敬意を払って相手も人間と仮定して申してます。もう人間ではないのであれば私の想像の範疇ではございませんが。

私は、人が傷つこうがどうでもいいという人間ではありたくないので、言わなければならない苦言は呈しますけれどこれからも愛想持って生きたいです。
色々考えてのそういう選択です。
あなたの欲求不満のファールボールはいらないです。こっちにぶつけないでください。
創作を語るなら周りの断罪して溜飲さげてないで、自分自身とこそよくよくお話されてください。

以上