しつこくしつこく言いたい、ライブハウス興行テレワーク化計画

しつこくても、書きます。

今、ライブ配信というのは比較的、アーティスト側が独立的に行っていることが多いと思います。

ライブハウスが絡むかたちで行う配信としては、「アーティストは現地に行ったうえで、お客さんは入れない無観客ライブの配信」というスタイルになってくるのではないでしょうか。

最近は事が大きくなってきて、その「バンドとスタッフだけは現地に行く」も難しくなってきているのが現状ではないかなーって思ってるんです。
これだと、アーティスト側は自分らで家で配信したらいいからどうとでもなりますが、ライブハウスがやばい。

そこで!
いくつかの提案があります!!!!!!!!!
というかもう何回も書いてるけど!!!!!!!!
個人だから、しつこくしつこく書かないと全然ひろまらないんです、ゆるして!

「ライブハウスが主催するタイプの、全員が家にいる状態でできるブッキング配信ライブ」を、絶対やったほうがいいと思っています。

なぜなら、物販等もいいんだけれどもライブハウスはなにせ「ライブハウス」であるからして、やっぱりすてきなライブ興行をお客さんに見せてメインのお商売とするスタイルが一番うつくしいから。(個人の意見ですが)

そしてそして、これは配信とはいえどもライブでありますから、つまりライブハウスさんが長年培ってきた多数のアーティストとのコネクションやショーを作るやり方など、そのスキルを無駄にせず、存分に活かせるやりかたであるから、です。

下記、きのうバーーーーって書いてみた企画書です。
Twitterにあげたやつです。

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「全員自宅にいる状態でブッキングライブ配信」企画書

●演者に必要なもの

1、ネットが繋がり、通信量に余裕のある(できればwifi環境下での)スマートフォン・タブレット、又はマイク・カメラを使用できるPC
2、ライブ配信アカウント、又はFaceTimeやSkype、ViberなどPCとビデオ通話できるアカウント

●ライブハウス側に必要なもの

1、PC(win/macともに可)
2、比較的安定したネット環境(できれば有線LAN、無線でも可能)
3、無料のPCソフト「OBS」(配信先によってはOBSの派生ソフト)
4、ライブ配信アカウント、又はFaceTimeやSkype、Viberなどスマホとビデオ通信できるアカウント

※できればオーディオインターフェースなどあればなおよいですが、なくでも出来ます。

★オペレーション例

●演者側

自身のライブ配信アカウントでライブ配信、またはライブハウス側とビデオ通話状態で演奏

●ライブハウス側

演者のライブ配信をブラウザで視聴し、画面と音声をOBS経由で取得し配信
またはビデオ通話の画面と音声をOBS経由で取得し配信

↑ここの詳しい手順がよくわからない場合、「OBS 使い方」などで検索していただくか、それもよくわからなければ私にご連絡いただければ詳しくレクチャーできます

★これを収益化する方法

Youtube Liveなどの収益化が見込めない小規模なライブハウスさんであっても、「Paypal.me」などのサービスを利用することにより、お客様に任意の投げ銭をお願いすることが可能です。

PayPalは現金として引き出せるタイミングが数日後と早いですし、私のようなただの個人でも使えています。おすすめです。

■メリット

・複数アーティスト参加型の形式にすることによって、様々なお客様が来場するため、視聴数のアップ・会場の知名度アップ、またアーティストさんによる支援の輪のひろがりが見込める。

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OBSの機能を使えば、たとえば下記のように、ライブハウスのロゴマークを表示させておいたり、投げ銭URLのQRコードを常に帯表示させておくようなこともできます。

また、配信画面はサイトに埋め込む形で、QRコード等はサイトに記載しておくのでもいいと思います。

paypalはお支払いの際に住所を記入するなど条件を満たすと、何かあったときにはそのままPayPal上で簡単に返金ができるので、投げ銭周りのトラブル等もそこまで心配いらないと思うんです。

このやり方ですと、スタッフも含めて全員家にいる状態ですから、「オンラインとはいえ営業しているので保障対象にしません」とは言わせませんよ。
なんなら店長個人の趣味というテイでやってもいいんじゃないでしょうか。

ライブハウスさんだけじゃなくて、スタジオさんなんかもこれが可能ですよね。
しかも、立地的に現地に来ることができなかったお客様にも店舗を知ってもらえる可能性大なわけです。

ネックなのはね、日本の住宅事情なんですよ。
演者さん側は騒音がどうしても出ますから、楽器可マンションとか一軒家でないなら、筋を通すなら周りの許可がやっぱ要ると思います。

最終、これを全国のライブハウス・ライブバー・音楽スタジオ対抗の「うちのお抱えアーティストサイコーだろ選手権」をネット開催しちゃえばいいのよ。

正直もう、今、「生で見るライブが本物、配信なんて偽物だ」なんて言ってる場合じゃないっすよ。
音楽が死ぬ!

見る側にしても大好きなアーティストも見れる、同チャンネルでいいアーティストさんいっぱい見れる、ライブハウスに対価も払える、まあ、一石何鳥でしょう!

派生のアイデアとして。
YAMAHAさんの、
https://www.netduetto.net/
のサービスを使うと、音声だけにはなりますが各自の家からの複数人同時セッションも可能です。(ただ、2020年6月頃にサービス一新するみたいです)
ウィンドウズ版に至っては、このアウトプットをそのままニコ生で配信することも可能!

また、スマホやタブレットの画面をPCに出力するようなアプリもありますので、通信機材が限られている人でも、工夫をこらせばいろんなやり方ができます。

ライブハウスは、ライブみせてなんぼでしょ!?

やろうよ!!!!

わたし、手伝いますから!!!!!!!

まじで!!!!!!!!!