ADHDの食事療法の話延々聞かされてけっこう機嫌悪い話

ネット外の話なんですけど、眉唾もののADHD治療法の話を、当事者でもない人間から、さもそれこそが真実であるかのように延々聞かされて、私はいま、たいへん機嫌が悪い。

立場上、その場で言い返すわけにいかなくて(相手を立てなくてはいけない関係性)、イーーーーッてなってるのでちょっと吐き出させてください。

要は食事療法なんですけどね、それ自体は、(感情としてはやや懐疑的ながら、)完全に否定しきる材料も足りないとは思いますわ。
だたですね、何にイラッとしたかってね、「ADHDなんてそれで治る」と断言したことと、信じない人間を小馬鹿にした態度と、当事者本人の幸福感を度外視した論説である点が、私の癪に障ったのであります。

まず言っておきたいのは、推奨している食事の内容そのものは、別にえげつないほどのトンデモではないと思いました。
決して、「そんなもん健康被害が出るだろ」というような内容ではないのですよ。偏ったらだめですけど、ゆるめになら、それで気が楽になるなら試しに取り組んでみてもかまわない内容だと思いました。

ただ、それでよくなるのはあくまでも栄養失調由来の症状であって。
「ADHD」に対しては、毒にも薬にもなるまいて。
それで治るのなら、それはそもそもADHD由来の症状ではなかったのでは。

あとね、特にADHDの場合、まず困るのって、本人より先に周りの人間だと思うんですよ。
当事者は、最初は困ってないんですよ。でも生きていく中で「自然に生きているつもりなのになぜか何やっても怒られること」に困り、そしてだんだん自分がどうもズレていることに気づき、「周りの人間を困らせてしまう自分」に対して強く困っていくわけじゃないですか。

極論、私個人の肌感で言うなら、ひとりで野生児やってていいならなんも困らんのですよ。
でも実際にはそういうわけにいかんでしょ、私だって普通に社会の恩恵受けて人間として生きたいわけですし。
そうなった場合に、「周りを困らせてしまう」というのは、人間として生きていく上で非常に大きいハンデになるわけです。

でもね、発達障害のひとって、いま、めっちゃいるじゃないですか。
軽度・グレーゾーンもあわせると、本当にめっちゃいると思うんですよ。
だったら、「実在すんのかもわからん仮想の大多数」みたいなこといつまでもやってないで、社会のほうをほんのちょっと寛容にしたほうが早くね? というのが私の考えなんですよね。

そう考えるとね、「なんでADHD側が一方的に治される側・おかしい側として生きなあかんねん、なんで定型発達者はそのままでええねん、なんやねんその格差」という反骨精神がですね、多少ね、生まれるんですよ。当事者としては。

だからADHDに「治す」という概念を持ち込むこと自体に、すごく違和感というか、「けっきょく、言いたいことは『俺に迷惑かけんな』ってことかいな」感があるんですよね。

上記はちょっと極論というか、若干イチャモンでもあるんですけど。
でもさあこっちはバカ高いお金払ってお薬買って飲んで、それでやっと普通に生きとるわけでですよ、それで「食事で治るからw」とか当事者でもない外野に言われりゃあね、「あ?なめんな」ぐらいは思うのですよ。

そんなに食事療法が効くなら、全然乗り気じゃない聞き手の顔色も見ずに20分も30分も延々クソつまらんご高説垂れるなんていう迷惑な症状にも、効くはずなんじゃないでしょうか。ぜひ、ご採用されてはいかがでしょうか。

いやみは好きじゃないけど、いやみのひとつもいいたくなりますよ!

あ〜〜〜〜〜いらいらした!
でもすっきり!!!

というわけで絵を描く作業に戻る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。