廃校を借り上げて、創作をする人たちのひみつ基地にしたい!!!話

これは、まさに、「取らぬ狸の皮算用」そのものの話なんですが、テンション上がりきってしまったので、どうかお付き合いください。

私は、ここ最近「アトリエにできるひみつ基地がほしい」とずっと思っていたんです。

しかし私には、お金がありません。
まあ、いい物件との出会いがあればの話で、大急ぎで今ということではないかな。という心でした。

で、きのうです。
ふっと「廃校を使えたら、ええよな」という考えがよぎりました。

調べてみますと、私の住む市内の某所に、閉校となってしまった小学校が数軒あるんですね。
3つある廃校のうち、2つはすでに借り手がついているのですが、ひとつだけ借り手がつかず残ってしまっているところがあるんです。

で、またひごまるコールさんに問い合わせメールしたんです。
したら、きょう、お電話いただいたんです。

びっっっっっっっくりするぐらい、お家賃、安いんです。

お電話口の担当者さんに「え、やっす!?!?!?!??!」とか言ってもうた。

ただね、もちろんお借りするにはふたたび公募されるのを待ち、それに応募しなければならないですし、それに地域住民の方のご理解も得る必要があるし、そもそも私は法人格ではなく個人ですから、個人の応募に対応するかどうかも未定だそうなのですが、もうその値段を聞いた瞬間、わたしのなかに夢がひろがりまくりまして。

ダメだった場合に落ち込むのがいやなので、あんまりいろいろ考えないようにしよう! と思うのですが、もう、あふれんばかりの「やりたいこと」が、頭のなかでぐるぐる目白押し状態なのです。

まず、ふだんの用途としては「私のアトリエとして」がひとつです。もともとの目的はこれ。
もうひとつは、「せっかくだから、顔見知りのみんなにも作業場として使ってもらったらいいよね」。

でね、私がもっともやりたいのが、「創作を通した、ガッチガチじゃないゆるーいつながりを持てる、気軽に来れるし気軽に離れられる、つどいの場」みたいなのなんですよ。

これはずっと思いとしてはあって、ネット上で細々とやってきてたんですけれど、今回具体的な手段を得たことで一気にはっきり見えてきた感があります。

あのね、コミュニケーションが苦手な人って、どうしても孤立しがちになるじゃないですか。
そのひとが苦手なのは「コミュニケーション」だけなのに、ほかに特技があるかもしれないのに、コミュニケーションがうまく出来ないというだけでなかなか誰にも承認してもらえないっていう。

でね、私はね、そういう人が承認される場を設けたい。

私にわかるのは創作だけだから、創作っていう角度からに限ることにはなってしまいますけど、どんなレベルでもいいしなんでもいいし、一個でも何かつくることができたら、私は(できればゆくゆく「私達は」にしたい)それに必ず興味を持って、無下にしないで、あなたがコミュニケーション苦手だからってばかにしないで、ちゃんとその作品を見ます。聴きます。ほめます。
だからちょっと、ここで心の休憩でもしてってください。

ていうやつをやりたいんです。

なにも芸術作品だけには限らないんですよ。
「野菜つくるのが上手い」だったらその野菜持ってきてくれたらいいし、「算数めっちゃできる」とかだったら私はあなたが算数してるさまをみて「すげー」っていいます。私算数わからんけど。
私の思う「創作」の幅はなかなか大きめなので、なんでもかんでも創作扱いします。

で、そこで各々創作の作業をしたり、ただただ居たり、語り合ったり、あと家では描けないでっかい作品とか描きたい人にも使ってもらったらいいよね。
絵の具とかコピックとかもいっぱい置いといて使っていいようにしといて、画材借りる人だけ100円なり200円なりもらえばいいのですよ。
イーゼルとかの重たいものは全部そこにある状態にしといて。

おうちの方と折り合いが悪くて家に居づらい方が、日中だけでも安心していられる場所になったりしたら、なおいいよね。

屋号は「キノコファクトリーのひみつ基地」で決まりだな。

「ひみつ結社キノコファクトリー」でもいいな。

で、こんだけ盛り上がってフタ開けたら借りれへんかった。ていうオチやろ。

(↑これを自分に言い聞かせておかないと、NGだった場合にガチ凹みするから……。)

こういうのって誰かと組んでやったほうがいいの?
ようわからん。今はひとりで盛り上がっていますけれども。でもこれはけっこうガチでやりたいです。

場所がわりと山の中腹で、バス停から15分くらい歩くんですけど。
私としてはそれもナイスポイントです。お散歩すると心にいいから。

う〜〜〜〜〜〜〜勝ち取りたい!!!!!